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盛って美味 器と食の長崎コラボ (長崎県内の作家さまの器を使って)

長崎新聞本紙生活紙面に2011年5月から2013年3月まで連載していたシリーズ企画「盛って美味 器と食の長崎コラボ」
長崎県で活躍している作家さまの器を使った家庭料理を紹介する企画でしたが、私は料理と写真を担当していました。

九州のやきもので最初に思い浮かぶのはほとんどの方が佐賀の有田焼だと思いますが、長崎に20年近く住んでいる身としては、ここは声を大にして「波佐見焼!」と叫びたいところです。
有田焼って全国区ですが、実は波佐見焼も関東圏でかなりの数が出回っているのではないかと、これは一消費者の立場から見て感じます。

7年前に東京に住んでいましたが、デパートや雑貨店に必ず陳列スペースがありましたもの。
当時は有田焼と違ってとても控え目な紹介のされ方でしたね。
一緒にいった友人に「これ、長崎のやきものなのよ」と宣伝することもしょっちゅう。
現在は「長崎の波佐見焼き」と銘打ち、地域一丸となって大々的に全国展開しているように見受けられます。

以前から中尾山近辺の窯元めぐりがすきでしたので、新聞連載のお話をいただいたときは嬉しかったんですよね。

いい機会ですので本日はシリーズ企画を纏めてご紹介したいと思います。
当時の記事と、作家さまのHP(ある方のみ)をリンク貼っておきますのでお時間のある方是非ご覧になってください☆


アトリエ椋  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.2」
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【陶磁工房一朶 中原真希氏】  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.3」
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吉田健宗氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.4」
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長谷川陶磁器工房 長谷川武雄氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.5」
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都築明氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.6」
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一真窯 真崎善太氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.7」
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六音窯 松尾真哉氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.8」
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陶房青 吉村聖吾氏  「盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.9」
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あれ?第1回は?と思われた方もいらっしゃると思います。
初回はいただいたお話の大きさに恐れおののき、緊張するわ、混乱するわでてんやわんやだったんですよね。
写真撮影のノウハウも、提出画像と実際の掲載紙面の落差も知らずに幕を閉じ、紙面を見てビックリ仰天したのでした。
ブログのクリアな画質に耐えられるはずもなくお蔵入り・・・。
今となっては懐かしいです。
あれがあったからこそ今の私がいるんだな、とも思います。

企画の取り纏め役でいらっしゃった白山陶器の阪本やすき氏にどうして顔向けできましょうか。
いつかリベンジしようと誓ったままの状態でしたので、今月のレッスンが終了した暁には阪本氏の「タイムズ」を使った画像を追加する予定です。
とここで宣言しておきます。



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【追記】 翌日の晩ごはんに「タイムズ」使ってみました。

by aya_panaderia | 2014-02-12 20:20 | 長崎新聞

とっとって圧力鍋特集

12月15日付け長崎新聞「とっとって」の圧力鍋特集に掲載です^^
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自家製チャーシューと生姜シロップを使った炊き込みおこわ。
これ、めっちゃオイシイのですよー!

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おにぎりにしてもGOOD☆

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生姜の千切りは誰よりも細く!
先週はkuriyaと自宅レッスン用に生姜1キロを千切りしたのですが、さすがに1時間かかりましたよー。
これのお陰で冷え知らず。

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撮影前日、和風なクリスマスも良いかもとレシピ用にプレ撮影。
プレ撮影がゆえにお肉は若干貧相です^^;


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前日あんなに良かったお天気が、撮影当日は悪天候で真っ暗な空模様。
自然光の撮影は叶いませんでした。
カーテン締め切って照明のお世話になることに・・・。
私自身、天気の悪い日は撮影自体をやめてしまうことが多いので、この日の撮影風景はとても勉強になりました。

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使いそうな食器を予め出しておきましたが、食器棚からもセレクトしていただきました。

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お正月用小物を引っ張り出して。

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表紙用にと最後に撮影してくださったのがこちら。
作った料理総動員の図。
果たして表紙になっているのでしょうか?
後日送られてくる紙面で確認したいと思います。

ブログをはじめて8年。
ということは、デジカメ料理写真撮影歴も8年になりますが、照明下の撮影はどうしても苦手意識があります。
なので、今回の悪天候が残念でならなかったです><
自分ひとりのことだと撮影日を変えて何回もチャレンジできますけれど、外部が絡むと日程変更することもままならず、取材を受けるって難しいなと感じました。

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私のいつものポジション、リビングの出窓で自然光で無理やり撮影した画像。
お肉、とっくに冷めちゃってます><

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料理が一番美味しそうに見えるのはなんといっても自然光。
夕方には日が差し込んできました。もう少し早くお天気回復してくれたらー!!


掲載用原稿は確認しましたが、実際の紙面は未見。
さて、どんな風になっているのでしょう。ワクワク、ドキドキ。
長崎新聞購読の方、よかったらご覧になってくださいね☆
感想等ございましたらメールいただけると嬉しいです^^


最後になりましたが、ライター土井さんと、スタイリングから撮影までこなしてくださった編集部フォトグラファー溝上さん、大変お世話になりました☆
以前の記事にも書きましたが、1ページの掲載のために5時間がかりで取材していただくなんて、ありがたいなと思いました。
このお話を紹介してくださった生活部の小出さんにも感謝です。
ありがとうございました☆☆


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作ったレシピは右ページが前回のレッスンメニューです。
左ページのものは来年の自宅教室の時に紹介できればと思っています♪
by aya_panaderia | 2013-12-15 00:11 | 長崎新聞

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.9

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3月29日付 長崎新聞本紙生活紙面掲載です。
第9回目は陶房青 吉村聖吾氏「鉄釉大鉢」「青白磁切立鉢」他。
連載最終回を大好きな青さんの器で締めくくることができて嬉しく思います。

■器の印象・料理との相性

<乳白色のデザインカットプレート> ←←← 器の正式名称不明で便宜上勝手に名前付けています^^
和食器なのにまるでフランス製の陶器のような、雰囲気のある平皿。
厚みのある底部分から徐々に薄作りになることで安定感はあるのに軽やかな印象。
薄い縁部分はデザインカットの滑らかな曲線が際立って、一度手に取ると強烈に印象に残ります。
魅力的なフォルムはまるで気品溢れる貴婦人のよう。
まずはいろんなパスタを盛りつけて楽しみたいなと思いました。
ジェノベーゼ、カルボナーラ、アラビアータ、ペペロンチーノ、クリームパスタ。明太子や醤油などの和風ソースでも。
乳白色の釉薬は、色とりどりのパスタソースのどれもと好相性で、料理を上品に引き立ててくれることでしょう。

<鉄釉大鉢>
鉄釉の深みのある色合いとどっしりとした重みが心地良い、どんな普段着の料理でも素敵な一皿に変えてくれる、包容力のある器。
主役ではないけれど、いなくちゃ困る名脇役、実力派の役者さんのような器です。
一見地味で目立たないようでいて、光の加減によって様々な色合いや表情をみせてくれます。
また、水にぬらすと違った風情が楽しめます。
外食やお祝いなどのハレの日の料理とは違い、日常的に作る普段着のご飯はシンプルなほうが飽きがこないのと同様、
器においてもシンプルな造形の方が飽きがこず、深鉢、浅鉢共に使い勝手の良い我が家の夕食の大・大定番になりそうです。

<青白磁切立鉢>
真っ白な磁土の上にラフにかかった薄青の釉薬といい、垂直に立ち上がった潔い造形といい、まるでクールビューティーなモデルさんのような涼しげな器です。
夏、そうめんを入れて楽しみたいのはもちろん、冬には、氷を敷き刺身を盛り合わせてキリリとした雰囲気の盛りつけも楽しみたい。
今回は完熟トマトとグリーンサラダを豪快に山盛りに。
サラダ寿司をきっちり詰めても良いなと思いました。
高台がないので、裏返してチーズやケーキのプレート代わりに使っても面白いと思います。
参考画像はこちらから。「2011.12.18(sun) kuriya大村店 料理教室」
(ラストのデザート画像向かって左、切立鉢をひっくり返してデザートプレートとして使用)

同じデザインの小鉢、普段は焼酎をロックでいただくのに愛用しています。
今回はスープの器で使用していますが、デザートカップにしても素敵。今からの季節でしたらムースやゼリー寄せがぴったりだと思います。

(お預かりした器の一部使っての撮影でした。 3種あれば青さんの魅力は十分伝わるかと・・・。)


陶房青のご主人、吉村さんとは以前から交流があり、青の器は多数所有しています。
・・・が、所有している器とイメージが180度違う展開となりました。
どちらにも違った魅力があって、ますます青さんの器が好きになりました。
絵付けの磁器ものもとても素敵なので、こちらもあわせてご覧ください☆

では、過去記事はこちらから。「陶房青にいってきました」

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■テーマ「ほんのり和の香り☆春を彩る食卓」

撮影日に冷蔵庫にあった旬の食材を使って、野菜と魚中心の春爛漫なメニューを展開しました。
毎回メニューをどうしようとない頭を振り絞ってなんとかやってまいりましたが、今回だけは楽しみながら即興で作りました。
吉村さんの作る器には吉村さん同様包容力があり、安心して作業することができましたし、これぞまさに家庭料理の醍醐味かなと思います。
決して豪華な食卓ではありませんが、本企画自体が長崎県産の陶磁器を一般家庭に普段使いして欲しいというコンセプトの下(もと)進行していった企画ですから、最終回にふさわしい終わり方なのかなと個人的に思っておりますが、本紙をご覧になった皆さまにはどう受け止めていただけるのか、楽しみでもあり不安でもあります。



料理には全て椿油(大村市の富永製油所製)を使用。
日常的に使い始めて1年以上たちますが、オリーブオイルよりもまろやかで、そのクセのない美味しさは、料理の仕上がりを確実に底上げしてくれます。
(超乾燥肌の私は、朝晩のお肌のお手入れにも大変重宝しております☆)

菜の花はシンプルペンネでほろ苦さを楽しんで。ソーセージでうまみをプラス。春を感じるおいしさです。
新鮮な鰯は手開きして圧力鍋でシンプルな塩煮にすると数日間保存可能。そのまま食べるのはもちろん、身を崩してパスタや混ぜご飯などいろんな料理に展開できます。
千切り野菜を生ハムでくるり。それだけで半端に残った野菜がおしゃれな一品に変身。
(雲仙)こぶ高菜は軽くマリネすると食感も楽しくたくさん食べられます。サンドイッチのピクルス代わりにも使えて重宝します。
最後は真鯛の旨味と春野菜の旨味がぎっしり詰まったおいしいスープ。スープが沸騰するまでの時間を稼ぐことが旨味を引き出すコツ。

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by aya_panaderia | 2013-03-29 02:28 | 長崎新聞

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.8

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惜しくも紙面に掲載されなかった磁器製片口鉢がTOP画像です。
豚バラと隠元豆の煮込み。
豚バラブロックを一度蒸すことによって余分な油が落ち、見た目よりもさっぱりといただけます。


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12月20日付 長崎新聞本紙生活面掲載です。
第8回目は六音窯 松尾真哉氏 「楕円鉢」「粉引き角皿」「片口鉢」。

まずは器の印象から。

入れ子楕円鉢(写真中央)
粗い土のもつざらりとした質感が器全体の温かみとなって、料理をふんわり包み込んでくれる、まさに「全てをあたたかく包みこむお母さんのような器」。
手に持ってみると想像以上に軽く、見た目の力強さとは反対の、女性的な繊細さを持ち合わせている器だと思いました。
内側のみ粉引きの楕円鉢は、内側の「白」と外側の「黒」、コントラストが好印象。
日常使いしてどんどん我が家の色に染めていきたい器です。

粉引き角皿(写真手前)
何を盛り付けても格好良く決まってしまう、「男前の器」。
楕円鉢が女性的だとするならば、こちらはいかにも男性的。
ぼってりとした器の厚み、特に角度のついたリム部分のフォルムが格好良さに拍車をかけています。

磁器片口鉢(写真奥)
透明感のある器です。第一印象は「色白清楚な着物美人(新妻)」。新妻は余計かしら・・・・。でも思っちゃったんですよね。
何を入れても上品な仕上がりになります。日常のご飯がおめかしご飯に早変わり。

紙面には上記2点が掲載されるものだとばかり勝手に予想しておりましたら、まさかの片口コメント掲載にビビッております。
「色白清楚な着物美人」。さすがに(新妻)は省略と。ここに書いちゃっているからどうかとも思いますが^^

今回は例えが人ばかりですね。お母さんとか、男前とか、美人妻とか。

それにしても、同一作家様が土ものと磁器を並行して創作されていらっしゃるのにはびっくりしました。
私が無知なだけなのでしょうか。業界では普通のことなのでしょうか。

同じ土ものでも作品で印象が全然違いますし、とても振り幅の大きな方なのだと思いました。
今回も楽しんで(多少苦しみつつも・・・)取り組むことができました。毎度のことながら、機会を与えてくださって感謝いたします。


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今回のテーマは「普段着のクリスマス」。
■クリスマスチキン和風煮込み
■白菜のとろとろトマトスープ
■根菜の軽い煮込み
■ブラウニー風チョコケーキ
(おまけ)
■豚バラとインゲン豆の煮込み
私的区分ではおまけ画像だったので、この料理だけクリスマスを全く意識していません。

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入れ子の楕円鉢をクリスマスツリーに見立てました。皆さまにもそう見えませんか?
料理も「赤・緑・白」のクリスマスカラーを意識。
子どもが巣立ったあとの夫婦二人での食卓をイメージした、「普段着のクリスマス」。
特別豪勢なクリスマスイベントではなくても、日常の中のワンシーンを普段着感覚で過ごすのも素敵だなあと思っての設定です。

私は普段から割とイメージトレーニング的妄想が大好きでして、今回のテーマも話がどんどん広がって、仕舞いには、さて自分たちの老後もこんな感じなのかしら・・・と妄想は広がっていくばかり^^
回を重ねるごとに担当者様にもすっかり打解けて参りまして、妄想話ごとレポート提出したら、それがそのまま紙面の見出しになっていて、着物美人同様私の心は動揺するばかり・・・。

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素揚げしたじゃがいもとチキンをこってりした出汁で煮込んだメイン料理に、さっぱりとした根菜煮込みで口直しを。
大根はスーパーに普通に出回っている冬大根の他に、緑色が鮮やかなビタミン大根を使うことで見た目も楽しく仕上がります。
食感の違いも楽しめます。ビタミン大根はかなり歯ごたえがあります、皆さまご存知でしょうか?
今でしたら、直売所で手に入ると思いますのでお試しください。私は大好きな食感です。
圧力鍋を使ってとろとろになった白菜スープは身体もぽかぽかあたたまります。

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デザートは、もみの木の型抜きで少しだけクリスマス気分を味わって。
残ったケーキ生地は崩してアイスクリームに混ぜ込むと美味しくいただくことができます。

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どれを選ぼうかな~♪ わくわくしますね。

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by aya_panaderia | 2012-12-20 05:00 | 長崎新聞

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.7

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画像は「tigiri(契り)角皿」を使ったデザートプレートです。
■梨と柿のキャラメルソテー アイスクリームのっけ
■イチジクのコンポート
■エスプレッソコーヒー
円形にかんな彫りをした模様の上に染付けをした素敵なお皿。
円の内側に納まるように配置してみました。
自分ではうまくまとまっているかしらと一応満足しておりますが、ご覧になった皆さまにはどんな風に感じていただけるのでしょうか?
楽しみでもあり、不安でもあり。毎回緊張します^^

少し未熟な果実も濃厚なキャラメルソースで美味しくいただくことができます。
身崩れも防ぐことができて一石二鳥。
ミントを飾り忘れたので見た目は少々地味ですが、ほろにがキャラメルと粗挽きブラックペッパーで大人のデザートプレートとなりました。


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こちらは「スクエア市松彫り角皿」を使っての、秋のよくばりランチプレートです。右奥から時計回りに、
■さつまいもご飯
■揚げ茄子の胡桃みそ
■秋刀魚とトマトの照り焼き
■ニンニクとつるむらさきのスープ
■サーモンのおつまみサラダ


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9月26日付 長崎新聞本紙生活面掲載です。
第7回目は一真窯 真崎善太氏「白磁手彫り」シリーズ。

まずは器の印象から。

正方形の大きな角皿は、想像以上の軽さでした。
真っ直ぐに立ち上がった浅めの縁は、単独で使用する際はお皿として、またいろんな器をのせて食事を楽しむトレイの用途としても使えます。
直線的でシャープなラインの中にも手彫りの温かみを感じ、”気品”があるのに”ツンツンしていない普通っぽさ”、相反する感覚が同居する不思議な魅力のある器だと思いました。

市松彫りシリーズ
互い違いに彫りの入った市松模様がシャープでいてリズミカルな印象の器。
角皿にはどんな料理でも合うと思うのですが、せっかくの彫りが隠れてしまう大盛りはもったいない。
市松模様の彫り模様を意識して、”間”のある盛り付けに。
器と料理、互いを引き立てあう絶妙なバランスが取れたのではないかと思います。

tigiri(契り)シリーズ
四角の中に丸がひとつあるだけで、市松模様とは対照的な暖かさをかもし出すデザインになりますね。
かんなの彫りあとに染付けを施したサークルがぽってりと愛嬌があって可愛らしいです。
こちらのシリーズはどっさり盛り付けても、サークル模様の染付けが全体を上手に纏めてくれます。
今回のデザートプレートでも、サークルの中に無造作に置いたデザート2種とカップがキレイに纏まっています。

長崎新聞社での打ち合わせを兼ねた器の受け取り時のことですが、この2枚の角皿をみた瞬間、料理とデザートをどちらに盛り付けるのか既に決めていました。

白磁手彫りカップ
カップは取っ手がない分自由度が高く、飲み物、スープ、麺つゆ入れ、デザートカップ、小鉢、茶碗蒸し(←蒸し器OK!?)、用途は無限。
彫りの入った部分はびっくりするくらい薄く、光にかざすと透過します。
本来の食器としての用途としては外れてしまいますが、真っ先に浮かんだのはあかりとりとしての器です。

食後は各皿をトレイ代わりにカップを置いて明かりを灯し、秋の夜長の雰囲気を楽しみます。
画像は後ほど。

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by aya_panaderia | 2012-09-26 03:00 | 長崎新聞

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.6

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ラタトュイユとプチパンとコーヒーで昼下がりのランチタイム。

きれい色の夏野菜を使って、簡単おいしいラタトゥイユ。
シンプルなプチパンがあるだけで、十分満足のいく食事です。。
ラタトゥイユは熱いうちに食べても、冷蔵庫でキンキンに冷やして食べても美味しい野菜煮込みです。
冷製パスタのソースにしたり、ポークソテーにかけても美味しくいただくことができます。
プチパンはローストした小麦胚芽入りで香ばしくいただけます。
お好みでオイルにつけたり、ラタトュイユのスープをたっぷり吸わせて食べると美味。

平らなお皿というのは盛り付けがとても難しいのですが、角皿を重ねて使うことで立体感が生まれます。
大小の平皿を平面に並べておくよりも、メリハリのついた面白い盛り付けになったと思います。
パズルみたいで楽しくもあります。
盛り付けから広がる会話・・・食事中のおしゃべりも弾みそうです。

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リムにしのぎが入った丸皿にはデザートアイス2種。
グリーンはアボガド、ピンクはラズベリーフレイバー。
アイスクリームはヨーグルトと牛乳、低脂肪生クリームを使った後味すっきりタイプ。
生パイナップルやキウイ、マンゴーなどお好みのフレッシュフルーツでバリエーションを楽しみましょう。
アイスクリームメーカーがあれば、滑らか且つ食べたいときにすぐに食べられます。


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6月15日付 長崎新聞本紙生活面掲載です。第6回目は都築明氏「黒の器」シリーズ。

<ろくろ成形角平皿・リムしのぎ丸皿>
しっとりとした落ち着きのある、まるで美術品のような趣の器です。
「空間を上手に演出してみたい」「皿の上を一枚の絵に見立てて盛り付けしたい」と思わせる器。

青っぽい黒色の釉薬は、まるで趣のある水墨画の様でしっとりとした雰囲気をかもし出していて素敵です。
そのまま使っても良いですが、一度水にくぐらせ雨上がりの朝のようなみずみずしい雰囲気で料理を盛り付けても良いとおもいました。

黒い器はどんな料理も美しく盛り付けられます。
和食とは抜群の相性だと思われますが、こんな風に軽いランチにもぴったりです。
しまいこまずにどんどん使いたい器です。

<ポット&ドリッパー/マグカップ>
こちらは一転、深みのある黒釉。
どっしりした質感とは対照的なユーモラスなフォルム。個性的で独創的。
普段使いしても普段使いに甘んじない、特別感を演出してくれる「気分がアガル」マグ。

普段はスタッキング可能かどうかを購入の基準にすることが多いカップ類ですが、グッとくるモノについてはもはや関係なし。
毎日のコーヒータイムが楽しくなりそうです。

都築氏に尋ねたところ、マグは白もあるそうです。黒も良いけど私は白バージョンも欲しいですね。
コーヒー専用ではもったいないです。
白いほうが、紅茶であれば水色がわかりやすいですし、スープなども目に楽しい!
料理は味覚もさることながら、視覚からの情報も重要ですからね^^

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by aya_panaderia | 2012-06-15 04:00 | 長崎新聞

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.5

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4月13日付 長崎新聞本紙生活面掲載です。
第5回目は長谷川陶磁器工房 長谷川武雄氏 LAKTAK他7点。

第一印象は、『ザ・スタンダード』。『器の王道』。
我が家にやってきたその日から、「生活の中にするりと溶け込み さらりと馴染む」、日常使いの大定番。


最初にデザートの器としての用途が思い浮かんだLAKTAKシリーズ。
平皿と平鉢を重ね使いすることで、コンポート(ケーキスタンド)として活用できます。
高台同士もフィットして安定感はばっちりです。
コンポートは嵩張るため収納が大変なものですが、こちらは当然ばらしてスタッキング可能、場所もとらずにストレスなし。

普通の食器としての使い心地も良く、手に取ると、リムと高台の指のかかり具合がちょうど良く、うっかりミスの確率がグッと下がりそうです。
(私は皿洗いの時に滑って破損することが多いのです・・・)
また内部の立ち上がりも絶妙で、最後まできれいに食べることができます。

洋食器のピカピカさ加減と、和食器の落ち着きの中庸にあるような釉薬のかかり具合が、どんな料理にも馴染んでしまう柔軟さを感じます。
同シリーズの色違いや異なるシリーズ同士取り混ぜて使ってもテーブルに一体感があります。

土瓶は竹つるが取替え可能。カラー展開も楽しく、その日の料理や気分によって雰囲気が変わります。
お茶だけでなく、今回のメニュー提案のようにコンソメスープを入れて食卓に供しても面白いと思います。

割れてもすぐに補充可能な定番品であることや、求めやすい価格であることが、家計を預かる食器好きの主婦にはありがたく大歓迎。

ぱっと人目を引く派手さはなくとも、使えば使うほど良さが実感できるスルメの様な味わい深さ。
あっ もちろん”スルメの様な”は紙面には掲載されておりません^^

他の器、異素材の器との相性も言わずもがな。
いろんな料理で試したくなるスタンダードさゆえに掲載メニューが最後まで決まらず、悪戦苦闘のおまけ付きでした。

前回掲載時の構成、料理とデザートの2部構成で、より器の魅力を伝えられたのではないかと思ったこともあり、今回もその路線での撮影です。


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テーマは「春を楽しむ彩りごはん」。
食感も柔らかで色とりどりの春野菜がたくさん出回るこの季節、具だくさんスープ中心の献立です。
■ 新生姜の洋風炊き込み
■ 牛肉の甘辛スプレッド
■ 新玉ねぎのクイックマリネ
■ 春野菜の彩りスープ
■ 苺の和タルト

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盛り付けを替えるとご覧のとおり。
新生姜の炊き込みに、スプレッドや炒りたまご、青海苔などを混ぜ込んでおにぎりに。
行楽弁当用にもアレンジOK。
スプレッドは紫蘇でくるりと巻くと、お酒のおつまみにも向いています。
 

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by aya_panaderia | 2012-04-13 05:00 | 長崎新聞 | Comments(4)

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.4

気がつけばかなり長期でブログをお休みしておりました。
紙面掲載日当日からちょっとゴタゴタが続きまして、予告なしに休止状態となりました。
いろんな方面からお声をかけていただいています。
心配をおかけして申し訳ありませんでした。
私自身はいたって元気です。
またぼちぼちブログを更新していこうと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



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1月28日付長崎新聞本紙生活面に掲載されました。
コンセプトは「温かなテーブルを楽しむ」。
ひと月半前の出来事ですので、季節外れな感が無きにしも非ずですが、最後までご覧になってくださいませ^^

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第4回目は吉田健宗氏 粉引き器6点。

一見するとノスタルジーを感じる素朴な器ですが、盛り付ける料理によって印象は変幻自在。
何でも受け入れることのできる懐の深い器だと思いました。

粉引きはぽってりと厚くもろい印象がありますが吉田氏の器は違いました。
特にタタラつくりの平皿は驚きの薄さ。
薄いのに強度があってしっかりした造りになっています。
リム部分が若干立ち上がっているので、汁気の少ないパスタやご飯ものにも対応できます。
スタッキングしても嵩張らない、電子レンジ使用可は普段使いの器には必須条件。
使用前に水に漬けておくと油染みもつきにくく、長期に渡ってきれいな状態を保つことができます。
クセがないので他の器との相性も良し。
ガラスや漆器などの異素材や、色つきの陶磁器など組み合わせるものによって季節感が演出できます。

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by aya_panaderia | 2012-03-13 23:31 | 長崎新聞 | Comments(6)

盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.3

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12月7日(水)付長崎新聞生活紙面に掲載です。テーマは「根菜を使って-滋味豊かな食卓を」。
■ 根菜ごろごろ炊き込みおこわ
■ 蓮根のもっちり焼き 黒酢あん
■ 大根の揚げだし

「普通の料理も普通じゃなくなる、特別感を演出してくれる魔法の揺れる器」と自ら銘打ってしまったので、今回の料理は地味ながら滋味豊か(駄洒落ですね^^)なメニュー展開。
新米の美味しい季節になったことですし、煮物の苦手な方でもぺろりと食べられるボリュウムたっぷりの炊き込みおこわメインの、根菜たっぷり滋味豊かな献立です。
すまし汁にとき卵を流したかき玉汁を添えてどうぞ。日本酒や焼酎などの酒の肴にもぴったりです。


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今回お預かりしたうつわは陶磁工房一朶 中原真希氏の『ゆらり』。大中小の3点セット。

まあるくつるんとしたフォルム、透明感のある釉薬部分と無釉の部分とのコントラストが美しい芸術品のような器です。
第一印象で浮かんだイメージは夏ですが、四季折々で印象の違うメニュー展開ができるかなと思います。
普通の料理も普通じゃなくなる、特別感を演出してくれる魔法の揺れる器です。

ゆらゆらと揺れる造形は本来ならば不安定さを感じるはずですが、私は「ユーモラス」、「可愛らしい」、「楽しい」といった印象をもちました。高台がないから不安定、どちらかというと芸術品?それとも観賞用?と一見思われるのですが、じつはそうでもないと使ってみて実感。入れ子になっているので収納しやすく、高台のない不安定さが気になるシーンでは、穴あき鍋敷きを敷いて固定すれば安定感も出せます。

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by aya_panaderia | 2011-12-07 05:00 | 長崎新聞 | Comments(17)

シリーズ企画です 盛って美味 器と食の長崎コラボ vol.2

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本日付け長崎新聞に掲載です。といっても私はまだ未確認・・・。
『盛って美味 器と食の長崎コラボ』
長崎県在住の陶芸家、陶磁器デザイナーの方々の作品に料理を盛り付け、器と料理の魅力をお伝えするシリーズ企画の第2回目です。

メニューのテーマは「夏を乗り切る☆ 簡単・カラフル常備菜とおやつ」

熱い夏を乗り切る、旬の野菜をたっぷり使ったカラフルなお惣菜と甘味です。
お肉を食べる食欲のない時は卵と豆製品でたんぱく源を補いましょうというわけで、以下のメニューになりました。
■ 夏野菜の彩り揚げ浸し
■ 冷やしプチトマト
■ 野菜の簡単グラタン3種
■ レンジできのこマリネ
■ たまごパン
■ 豆乳ぷりん 黒蜜かけ
■ フルーツトマトのシャーベット

主食はパンにしましたが、さっぱり混ぜご飯や押し寿司、素麺など、ストッカーを器に見立てて演出しても素敵です。
揚げ浸しと冷やしトマトはスープカレーのトッピングにそのまま使えて便利です。

7月下旬には無事撮影も済み、残すは掲載日を待つのみでした。
いつ載るの!?メールをくださった方、今日でした~


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今回の器は「アトリエ椋」さんの代表作「ストッカー」です。

電子レンジ、オーブン(蓋は不可)、冷凍冷蔵で使用可能なこちらのストッカー、調理したものをそのまま食卓に出せ、残りは蓋をして保存できる優秀なうつわです。
重ねて保存はもちろんのこと、蓋をはずせばスタッキングもできて場所を取りません。
容器の大きさや価格はアトリエ椋さんのHPで紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧になってくださいね^^

(ちなみに以前UPした小鳥のオーナメントもアトリエ椋さんの作品です^^)

参考までに、ストッカーの売りでもある各調理方法をレシピ別に分類すると以下になります。
オーブン調理 → 野菜の簡単グラタン、たまごパン
電子レンジ調理 → きのこのレンジマリネ
冷蔵調理 → 夏野菜の彩り揚げ浸し、冷やしプチトマト、豆乳ぷりん
冷凍調理 → フルーツトマトのシャーベット

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by aya_panaderia | 2011-08-17 13:26 | 長崎新聞 | Comments(20)